CITY CONNECTIONCITY CONNECTION

走り続けて20年!

2025.4.18株式会社シティコネクションは創立20周年を迎えました

皆様、シティコネクション20周年記念特設サイトをご覧いただきまして誠にありがとう御座います!

代表取締役の吉川 延宏です。


ただ・・・「20周年」と聞いても、正直あまり実感がありません。

ゲーム業界に本格的に足を踏み入れたのは、ここ数年ほど。

気づけばこの世界にどっぷり浸かり、もがきながらも、走り続けている自分がいます。


創業当時から考えると、今の自分や会社の姿はまるで想像もしていませんでした。

とにかく目の前のことに食らいつき、がむしゃらに走ってきたら、ここまで来ており

何年目とか、節目とか、振り返る余裕もないまま、常に“次”を見ている自分がいます。

ただ、自分以外の誰かの“好き”にそっと触れる、という志のもと正直に進んできたその積み重ねが、今に繋がっています。

これからも変わり続けるゲームの世界で、変わらず「サプライズ」を追いかけていける存在でありたい。


ここまで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございます。

シティコネクションはこれからも走り出したら止まらない!

(でも今日は少しだけ休息)

株式会社シティコネクション 代表取締役 吉川延宏
Nobuhiro Yoshikawa(CITY CONNECTION CEO)

20周年、何か特別なことをやりたい!

それも音から始まったシティコネクションならではの……

ということで、社内で“手作りオリジナルソング”を作っちゃいました(ガチで)。

テーマは20周年!


今回はそのダイジェストとして、MVを制作しましたのでイメージだけでも感じてもらえればと思います。


作詞:吉川(社長)

作曲:WASi303(普段はBGMとかやってる人ですが、歌モノはほぼ初挑戦)

歌:開発の上田(自分から依頼)


すべて「本業の合間を縫って」ですが、全力で作っています。ちょっと照れくさいですが……。

よければ、お祝いのBGMとして気軽に聴いてもらえたら嬉しいです。

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20th 最新トピックス

シティコネクション20thの「とっておき」

これからの一年、株式会社シティコネクション20周年を記念したゲームタイトル、イベントを続々発表予定!
何が飛び出すか乞うご期待!

2025/10/24

「私とジャレコ」更新
NMKのOBと元ゲーム誌編集長がジャレコを語る!


20周年感謝祭ページへ

各界の著名人にジャレコの思い出を語ってもらうコーナー、第4弾はジャレコとゆかりのあるゲーム会社、NMK出身の綾部和さんと、元「ファミ通Xbox 360」「ゲーメスト」「テクノポリス」誌編集長の松井ムネタツさんにたっぷり語っていただきました!

2025/10/17

株式会社シティコネクション
「20周年感謝祭」
12月13日に開催決定!


20周年感謝祭ページへ

20TH Anniversaryのクライマックス!会場では20周年記念グッズ販売の他、ゲームの試遊、特別イベントを予定しております。また、資料展示や、参加型企画展示、そして入賞者発表など盛りだくさんでお届け!是非今後の続報にご期待ください!

2025/09/19

「私とジャレコ」更新
第3弾はあの“名人”と
“スーパースター”が登場

東京ゲームショウ2025特設サイト

各界の著名人にジャレコゲームの思い出を思う存分に語ってもらう連載コーナー「私とジャレコ」の第3弾を公開! 今回語るのはファミコン世代ならご存知、毛利名人&世界的プロレスラーでありながら超のつくゲームマニア、ASUKA選手だ!!

2025/09/17

シティコネクション
東京ゲームショウ2025
特設サイトオープン!

東京ゲームショウ2025特設サイト

2025年9月25日(木)~28(日)に幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2025に出展するシティコネクションブースの情報がいよいよ公開。20周年特設コーナーもあります。ぜひお越しください!

2025/09/17

『キャプテンフラッグ ~ミニとなる宿命(さだめ)のプロトタイプ~』
TGS2025に出展!

キャプテンフラッグ ~ミニとなる宿命(さだめ)のプロトタイプ~

20周年記念企画・シティコネクション×達成電器プロジェクト始動! 伝説の旗上げアーケードゲーム『キャプテンフラッグ』、“ミニ”化を目指して現在開発進行中。試作バージョンをTGS2025シティコネクションブースで参考出展します。

2025/09/1

平井善之アンバサダーの
チャレンジ企画
第1回が今夜配信

「私とジャレコ」第二弾公開

シティコネクションのスペシャルアンバサダーに就任した平井善之さん(アメリカザリガニ)がさっそく活動開始! 第1回配信は『ジャレコレファミコン編: The Last Ninja』を初見プレイするぞ。みんなで応援しよう!

2025/08/22

著名人の語るジャレコ愛!
「私とジャレコ」コーナー
第2弾公開!

「私とジャレコ」第二弾公開

各界の著名人にジャレコゲームの思い出を語ってもらうスペシャル企画「私とジャレコ」第2弾が公開。今回は桃井はるこさん、山本さほ先生のおふたりに、思う存分語って(描いて)いただきました!

2025/08/13

“アメリカザリガニ”平井善之スペシャルアンバサダーの20周年を盛り上げる活動がスタート!

平井善之スペシャルアンバサダー就任!

お笑いコンビ“アメリカザリガニ”の平井善之さんがシティコネクション20周年スペシャルアンバサダーに就任! 特別な一年を盛り上げる活動が始動します! ご期待ください。詳しくはスペシャルアンバサダー特設ページをチェック!

2025/07/18

新企画「私とジャレコ」
コーナー開設!

ジャレコのMSXタイトルがNintendo Switchに登場

各界の著名人がジャレコゲームの思い出などを語る新企画「私とジャレコ」が始動!第1弾更新では、声優・杉田智和さん、お笑い芸人・平井善之さん(アメリカザリガニ)、漫画家・みずしな孝之さんのエッセイ&コミックを掲載。今後の更新もお楽しみに!

2025/06/30

ジャレコのMSXタイトルが
Nintendo Switchに登場!

ジャレコのMSXタイトルがNintendo Switchに登場

『忍者じゃじゃ丸くん』『シティコネクション』『フォーメーションZ』のMSX版が、株式会社メビウスよりNintendo Switch向けにリリース決定!2025年夏発売予定。

2025/06/13

ファミ通.comに
20周年インタビューが掲載!

ファミ通に20周年インタビュー掲載

ゲーム・エンタメ情報サイト「ファミ通.com」にて、株式会社シティコネクション代表・吉川の20周年記念インタビュー記事が公開!走り抜けた20年をたっぷり語りました。ぜひご一読ください!

2025/06/06

ジャレコレ特別編
海外(NES)タイトル
『The Last Ninja』発売!

ジャレコレ特別編・海外(NES)タイトル『The Last Ninja』発売!

Nintendo Switchにて展開中の「ジャレコレ ファミコン編」に特別なエクストラタイトルが登場!時空を越えた忍が挑む、試行錯誤型ニンジャアクションアドベンチャー。ゲーム内容やストーリーに関わるテキストが日本語化!便利機能も充実。

2025/04/18

FC 版『ソルダム』
ROM カセット発売決定!

FC 版『ソルダム』ROM カセット発売決定!

完成はしていたものの、諸般の事情で未発売に終わってしまった幻のパズルゲーム『ソルダム』(ファミコン版)が令和のいま、ついにベールを脱ぐ!

2025/04/18

FC 版『クラリスの
ウェディングベル』
ROM カセット発売決定!

FC 版『クラリスのウェディングベル』ROM カセット発売決定!

アーケード版『モモコ120%』の主人公がシティコネクションの看板キャラ、クラリスだったら?……そんな「もしも」が実現したFC用ゲームがデビュー。

2025/04/18

20周年記念参加型企画始動!
ジャレコのファンアート&
メッセージ大募集

特別企画 ジャレコをテーマにしたアート、メッセージ募集

みんなで記念イヤーを盛り上げる参加型投稿企画スタート! ジャレコをテーマにしたファンアート、メッセージを大募集。求む、みんなのアツい想い!

AND MORE...

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History of City Connection
History of City Connection

シティコネクションの走った道

TOPIC

2005.04.18

世田谷区三軒茶屋にて有限会社シティコネクション設立

3名で立ち上げ、カルチュア・コンビニエンス・クラブ社の受託としてバイヤー業と店舗運営業務をスタート。日本中でTSUTAYAの新店を立ち上げていました。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2008.04.25

東京の古き良き銭湯の風景や職人仕事を収めたDVD「東京銭湯」発売

吉川の初ディレクション作品、物作りの基本はこれで覚えました。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2008.04.25

ゲーム音楽レーベル「クラリスディスク」始動

「無いなら作れ!」の精神で立ち上げた新規事業10本目の正直。「社名的にも一発目はジャレコしかないでしょ?」と、この頃は後にIPを継承するとは知る由もなく・・・。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2013.08.02

ジャレコのIPを継承

ものすごく端折って言うと「社名が高じて」こうなりました。世界初の事例ではないでしょうか。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2013.12.16

秋葉原に移転

ここからがシティコネクション第2章のスタート。クラリスディスクでサントラも制作しつつ、少しずつゲーム会社に。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2016.02.01

『星をみるひと』のIPと共に東中野のもつ鍋屋「よかさん房」を継承、経営をスタート

IP譲渡の条件に思わぬ副産物。現在はオーナーもお店も変わってしまいましたが、ゲーム会社直営居酒屋として当時はイベントなどもよく行っていました。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2016.11.30

実業之日本社より書籍「ジャレコ・アーカイブズ」発売

社内アーカイブも兼ねて一度すべてをまとめようプロジェクトでした。資料として整理されただけでなく、このプロジェクトで得た経験、知識、人脈は今も活きています。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2016.12.1

御茶ノ水に移転、株式会社甲南電機製作所と事業統合、コンシューマーゲーム事業参入へ

仲間と合流しいざ新天地へ。ここから急速に、ゲームメーカーとしての道を歩んで(走って)いくことに。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2016.12.10

イベント「ジャレコ展」開催

テーマは「JALECO IS DEAD」。これで終わりというわけではなく、決してジャレコとイコールではない弊社がこれからを紡いでいくための決意でもありました。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2017.3.3

Nintendo Switchの発売に合わせ、初のパブリッシングタイトル『そるだむ 開花宣言』発売

ジャレコ展がきっかけとなり開発に着手。初パブリッシングにしてローンチ、そして対戦モード搭載という、いきなりの挑戦でした。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2019.5.10

神田に移転

規模拡大に伴い、一時神田へ。東京ゲームショウなどにも本格出展しはじめた年でした。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2019.12.30

浅草橋に移転

現在の所在地。1~2階が神社というご利益のあるビルです。最初はワンフロアだけでしたが、現在は3フロアあります。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2020.7.30

「メモリークリップ」ブランド始動

特別な調整で特別な思い出を留めておく、新たなコンセプトの提示。第1弾が『星をみるひと』だったことに対し各方面から「正気か?」と言われましたが、正気です。本気です。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2021.4.24

ゲーセンミカドとの共同主催イベント「シュー大祭」第1回目を開催

ゲーセンミカドさんと共に、お祭り男のバディ松本(松本大輔)が中心となって立ち上げ。その後年を追うごとに拡大し、業界内外から反響をいただく名物イベントに。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2021.9.30

「サターントリビュート」ブランド始動

うちの凄腕プログラマーがやってくれました。長年の研究成果が公に!彼のライフワークとも言えるプロジェクトが始動しました。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2024.8.1

「ジャレコレ」ブランド始動

第2創業(2013年)立ち上げメンバーでもあり「メモリークリップ」などを率いる上田祐美がディレクション、企画、グラフィックを担当。会社のブランディングの柱とも言える企画がスタートしました。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2024.8.3

MCU氏との共同主催イベント「百獣ゲームランド」第0回目を開催

KICK THE CAN CREWのメンバーでもあるMCUさんとの共同企画です。『じゃじゃ丸の妖怪大決戦』の主題歌も担当していただき、各方面でお世話になっています。大きなイベントに成長させたいと思っています。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

TOPIC

2025.4.18

株式会社シティコネクション設立20周年

今日を、明日を、来月を、そして今年を生きる!と、ガムシャラに走り続けたら20年も経っていました。モットーとするインディー、そしてフロンティアスピリットを失わないように、気づいたら30年・・・を目指します。

吉川 COMMENT

2005

2025Our stage go on ...

Celebration
Celebration

20周年お祝いのコメント

株式会社シティコネクションとゆかりのある方々より、20周年お祝いのメッセージが届きました!今後も随時更新予定(敬称略・50音順)

株式会社ワクソン

代表取締役

株式会社TATSUJIN

マーケティング

跡部裕彦(あとひこ)

有限会社スプロケ

bar 16SHOTS代表

安部理一郎

タレント/アメリカザリガニ

平井善之

元ジャレコ、現シティコネクション

企画・ディレクター

荒井正広

Clear River Games

Publishing Director

Ali Manzuri

ゲームセンターCX

有野課長

株式会社INH 代表取締役社長

高田馬場ミカド店長

池田稔

Crico株式会社

代表取締役

市川剛実

Atari

CEO

Wade Rosen

KICK THE CAN CREW

MCU

株式会社マトリックス

代表取締役社長

大堀康祐

株式会社タイトー(現在)

バイオ戦士DAN企画担当(当時)

おはやしゆきと

元ジャレコ

企画・ディレクター

風穴尚紀

株式会社エディア

代表取締役社長

賀島義成

賢プロダクション

声優

かないみか

株式会社アクティブゲーミングメディア

AUTOMATON 編集長

川瀬鮎郎

KAZe

カワゾエ

株式会社スマイルノーツ代表取締役

TCKC-CHチーム代表

川村綱伸

株式会社メビウス

ゼネラルマネージャー

喜多村明夫

小説家

喜多山浪漫

カイオス株式会社

代表取締役

記野(名越)直子

クローバーラボ株式会社

代表取締役

小山力也

株式会社KADOKAWA Game Linkage

週刊ファミ通編集長

嵯峨寛子

株式会社シティコネクション

役職 ???

ジャレコマン

H2 Interactive Co., Ltd.

CEO

Junha Hur

ママチョップ代表(元ジャレコ)

相×

マンガ家・デザイナー・イラストレーター・飴屋主人

園田健一

soLi

ISAO / 星野沙織

いい大人達

タイチョー

ゲームプレゼンター

高橋名人

ゲームインパクト

天井

ゲームタレント

ドグマ風見

株式会社シティコネクション

役職 みんなのアイドル

どんちゃん

合同会社スーパーニッチ

代表

新川宗平

株式会社タイトー

『バブルボブル』『パズルボブル』

バブルン

株式会社ゼロディブ

代表取締役

原神敬幸

ゲーム史・ゲーム音楽史研究家

hally (VORC)

株式会社アクティブゲーミングメディア

Playism/Automaton/Graph担当取締

二見眞治

サンソフトプロジェクト

広報部長

へべ

株式会社ハムスター

代表取締役

濱田倫

株式会社スーパースィープ

代表取締役

細江慎治

Senior Advisor at Embracer Group, and video game historian

Martin Lindell

Digital Eclipse

Head of Studio

Mike Mika

有限会社グレフ

代表取締役

丸山博幸

株式会社ダイダロス 取締役

(元株式会社ジャレコ 代表取締役社長)

本杉進也

株式会社トライクレッシェンド

ディレクター

森住惣一郎

NIS America, Inc.

CEO & プレジデント

山下卓朗

株式会社TATSUJIN

代表取締役

弓削雅稔

株式会社サクセス

代表取締役

吉成隆杜

marimu

Founder・CEO

Yeonju Kim

元ファミ通WAVE編集長

ルパン小島

[INNEX, INC.]CHIEF BUSINESS DEV OFFICER & CO-FOUNDER/CEO & CO-FOUNDER

RON & TITI

Me and JALECO
Me and JALECO

私とJALECOの思い出

株式会社シティコネクションが扱うゲームブランドのひとつで、
1980年代より数多くの名(迷)作を世に送り出した“ジャレコ”について、
思い出・記憶に残るゲームなどを各界の著名人に語ってもらいました。
いい思い出、特別な思い出もあれば、
レトロゲームにありがちの(自主規制)な思い出も!?
ここだけしか読めないスペシャルのエッセイ&コミックをお届けします!

ゲームデザイナー

綾部 和
(火星カレー)

NEW

元「ファミ通Xbox 360」編集長

松井 ムネタツ

NEW

ゲームアプリデベロッパー

毛利名人

プロレスラー
WWEスーパースター

ASUKA

声優・歌手

桃井 はるこ

漫画家

山本 さほ

杉田 智和

声優

杉田 智和

漫画家

みずしな 孝之

お笑い芸人
アメリカザリガニ

平井 善之

Close

Communication Note

NAME

ゲームデザイナー綾部 和(火星カレー)

JALECO

  

 一言でいうと、やはり「バントでホームランを狙ったメーカー」かな。ジャレコさんはいつも小さくバントを狙うふりをして、でも、秘めた大きな野心がどこかにあったと思います。

  

 ボクが開発者として直接知っているのはおもに1980年代後半の話。たとえばAMショー(アーケード業界の見本市)でのジャレコは、他社と競争して時代の覇権を争うゲームを並べていたわけではないのに、他のメジャーメーカと同じようにそこそこ広いブースを出していて、その結果いつも人口密度が低め。並ばなくても試遊できるという強力な個性を発揮してました。うーん、こう書くと悪口だなあ。不人気だったのではありません。程よい人気だったのです(言い換え)。

  

 86年から92年までの6年間、ボクはジャレコの関連会社だったNMK(日本マイコン開発)にいました。在籍中にジャレコ発売のゲームを4本作っているのだけど、あの頃、NMKから見るとジャレコは近くて遠い状態。最初は資本が入っていたから親会社とも云える関係だったのに、スタッフレベルではほとんど交流がなく、イメージ的にはいつも霞のようなものに包まれている存在でした。開発の締め切りはいつまで、みたいな具体的な指示はほとんどなくて自由奔放。聞こえてきたのはマスターアップ前のバランスに関することくらい。

  

 少しあとの時代に、ジャレコが東京駅前の超高層ビルに入っていた外資系の子会社になったとき、山手線のホームから夜霧の中にそびえたつそのビルを見上げて、しみじみ、本当に霞の向こう側に行ってしまったなあと……。

  

 当時のゲームマスコミや開発者には、ジャレコのスタッフだったANO清水さん(当時の代表作は『銀河任侠伝』)のイラストやグラフィックの評価が高かったです。隠れファン多数。これってボクの周りだけじゃないと思います。ジャレコは、清水さんのあの感じの路線を強力にプッシュした作品を出し続ければ良かったのに。数十年後『ダンガンロンパ』のエンディングを見て、クライマックス推理のイメージボード担当で清水さんの名前を見つけたとき「なんという適材適所!」と思わず叫んでしまったり……。

  

 ボクが直接、かかわったジャレコ作品に関しても、せっかくの機会なので書きますね。担当したジャレコ発売のゲームは、アーケードの『サイキック5』、ファミコン(FC)の『エスパ冒険隊 魔王の砦』『じゃじゃ丸忍法帳』『とんじゃん!』の4つです。

  

 『サイキック5』では新入社員として、プログラム補佐を担当。開発は86年から。大好きな『エクセリオン』を出した会社だったので、発売元がジャレコというのは、たぶんうれしかったはずなんだけど、そのあたりのことはなぜかあまり覚えていない。

  

 ジャレコの汎用システム基板をNMKが設計したのは『サイキック5』よりも少し後の時期ですが、システム基板に特殊機能として残像やモザイクが入っているのは、この『サイキック5』や『バルトリック』の基板設計が元ネタです。

  

 『サイキック5』では、時代を先取りしてオブジェの半透明表示が可能でした。これ、今となっては自然な表現すぎて、たとえば爆発をコマ送りで観ないと半透明だとわからないのが残念。半透明は対応すると基板の製造コストが上がってしまう処理なんです。当時、ゲームを作っていて「ちょっと豪華な基板を使っている」という自覚がありました。

  

 次にボクが担当したのは『エスパ冒険隊 魔王の砦』。たった一人のプログラマー兼、いろんな仕様の設計者としてとても苦労した開発に。FCハードの資料がなくて解析もやったし、6502のアセンブラも未経験。しかもボクはこの時点で半年前にコンピュータの仕事を始めた初心者です。開発環境の構築まで含めて一から自己流でやりました。本当は『サイキック5』の移植版として作り始めたはずなのに、移植版の意味をちゃんと考えずに、ほぼオリジナルのゲームとして作ってしまって、さあ大変。意外に評価されている(?)ことを知ったのは10年ほど後のこと。

  

 そういえば、開発終了後にジャレコに行って今回の開発の経験を、あちらの若きスタッフの方々にお話しする、みたいな趣旨の集まりがあったんだけど、初めて用賀のジャレコ本社に行った感想は、

  

  「ジャレコって本当にあったんだ!(しかも意外に大きい)」

  

 次に担当したのはFC『じゃじゃ丸忍法帳』。これも一人でプログラミングをやってます。ネット時代になってもあまり評価を聞かない、話題にならないゲームだけど、本作は、同僚だったドット絵師、折上くんの絵がすばらしい! 後に発売となる『SD刑事ブレイダー』(タイトー)と同様に、彼が描いた味のある絵を愛でるゲームとして、誰でもいいから再評価してほしいかも。

  

 最後にボクがかかわったジャレコ作品はパズルゲームの『とんじゃん!』。これはサウンドの打ち込みだけ担当するつもりだったのに、作曲が間に合わなくなって、上司がひとこと。「みんなで曲を作って開発が早く終わったら、クリスマスから正月まで全部休みにするからがんばって!」。超速で4人くらいで寄ってたかって曲を作って入れました。ボクはタイトル画面の曲などを担当。この時点での社内のプログラマー4人がすべて作曲、編曲が(一応)できるNMKって、実はジャレコさん以上に、不思議な会社だったのかも。

  

 NMKは上に書いたように、かなり早いうちに半透明表現ができるハードを作っていたり、自社で作ったキャラエディタをハード設計が近い各社(カプコンなど)に提供していたり、コナミに先を越されて実現はしなかったけど、オブジェクトの拡大回転ができるチップを開発していたり、技術的に新しいことにどんどんチャレンジしていた面白い会社だったんです。このテキストを読んでいるのはレトロゲームが好きな人たちだと思うけど、ときどきNMKのことも思い出してくださいね。

  

 実は『とんじゃん!』のあとに、これのアーケード版の開発があるのだけど、ゴホ、ゴホ、ゴホン! 今回はこのあたりで終わりにします。長文を読んでくれてありがとう、さようなら~。

綾部 和(火星カレー)

PROFILE

綾部 和(火星カレー)

1965年生まれ。ゲームデザイナー、ゲームシナリオライター、カレー屋、元プログラマー。ミレニアムキッチン代表。ゲーム最新作は『なつもん! 20世紀の夏休み』(公式HP)。代表作は『エスパ冒険隊 魔王の砦』、『ぼくのなつやすみ』シリーズ、『怪獣が出る金曜日』、朗読劇『キラミューン・プレゼンツ・リーディングライブ』脚本など。受賞は『ぼくのなつやすみ』日本ゲーム大賞ニューウェーブ賞/『怪獣が出る金曜日』北米GDCアワード・ベストナラティブHonorable mention/『火星カレー』食べログカレー百名店、ジャパニーズカレーアワード10年連続ノミネートなど。

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Communication Note

NAME

元「ファミ通Xbox 360」編集長松井 ムネタツ

JALECO

 ジャレコについてどんな思い出を綴るべきか、いろいろ考えた。プロレスゲームを何本かリリースしているので、そのあたりについて書くつもりだったのだが、思い入れの度合いからして、『シティコネクション』のことを語らせていただきたい。


 ここを読んでいる方なら今さら説明する必要もないと思うが、『シティコネクション』は1985年にゲームセンターで稼働開始した横画面のドットイート系ゲームだ。ファミコンに移植されたのはもちろん、アーケードアーカイブスでの展開もあって、今でも遊ぶことができる。


 アーケード版が発売されたころ、自分は高校3年生だった。受験生であることは関係なく日々ゲーセンに通っていたわけだが、そこで見つけたのが『シティコネクション』だ。


 「なるほど、見た目は『フリッキー』っぽいけど、ゲームシステムは『パックマン』みたいな感じか」


 今思えば何だか上から目線でクソ生意気なことを考えている高3である。だが仕方がない。授業中に市内のゲームセンターマップをノートに書いていたら先生に見つかってしまい、職員室に呼ばれてこっぴどく怒られたくらいビデオゲームが好きだったので、このくらいそれっぽいことを考えてもバチは当たらないはずだ。


 早速100円を入れて遊んだわけだが、すぐにクルマのアニメーションパターンが豊富であることに気がつき、そこに目を奪われた。


 当時の僕は、ゲーム以外にアニメも大好きで、作る側を目指して友人らと4分程度の自主制作アニメを作っていたこともあり、ビデオゲームにおけるキャラクターの動き、ドットパターンにもすごく興味があった。そんなときに見た『シティコネクション』のクルマの動きはものすごく衝撃的だったのである。


 ただ移動(走行)しているだけのシーンでも、窓ガラスが反射でキラキラするアニメパターンがあってビックリしたのだが、とくに感動したのはジャンプとUターンだ。


 「ただジャンプするだけ」「ただUターンするだけ」なのに、どちらも7~8つほどのドットパターンを贅沢に使っている。極論を言ってしまえば、そこまでたくさんのパターンを使う必要はない。クルマを横から見ただけのドットパターンさえあれば、あとは左右反転させるだけでどうにかなる。なのに、ジャンプさせるだけでクルマの傾きを細かく描写し、贅沢にも車体裏側をチラっと見せて、その躍動感を見事なまでに表現している。この車体裏側チラリにすごくときめいたのは、僕だけではないはずだ。


 Uターンについても、レバーを進行方向の逆に倒した瞬間にクルマのドットパターンを左右反転すればいいのに、わざわざ7~8パターンかけてクルっとターンする動きを描いている。このおかげで「方向転換はちょっとだけ時間がかかる」というゲーム性につながっており、素晴らしいとしか言いようがない。


 ちょっと熱くなってしまったが、こうして当時の思い出を綴ることができて大満足。もしこのコラムを書くチャンスがもう1回あったら、次こそはプロレスゲームについて語りたいと思う。

毛利名人

PROFILE

松井 ムネタツ

ゲーム雑誌「テクノポリス」(徳間書店)、「ゲーメスト」(新声社)、「ファミ通Xbox 360」(エンターブレイン)などで編集/編集長を務め、2015年からフリーの編集・ライターに。ゲームメディアで執筆活動しながら、セガ系レトロゲームメディア「Beep21」やボードゲームメディア「BROAD」の運営にも関わる。

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Communication Note

NAME

ゲームアプリデベロッパー毛利名人

JALECO

 オレが中学生だった1982年。『ドンキーコングJr』を遊ぶためにフラッと入ったゲームセンターで偶然”最新作ゲーム”と書かれたPOPがデカデカと貼られたゲームマシンが目に入った。そのゲームのタイトルは『ノーティボーイ』。少年を操り石を投げて画面上部にあるドクロ旗を全部破壊することを目的としたアクションゲームだ。


 同作最大のコンセプトは石を投げるボタンを押し続けている時間によって、投げた石の飛距離が変化するという点。ボタンを押し続けているときは当たり判定が発生しないため、壁越しの標的を攻撃できる。ボタンを離せば石が地面に落ちて敵やドクロ旗などとの当たり判定が発生する。

 オレがよくやっていたプレースタイルは、ゲーム開始12秒あたりで登場する?マークに石を当てる→当てた場所にフルーツが出現、敵がプレイヤーの追跡をやめてフルーツに集合→フルーツが消える前にドクロ旗を全部壊すというやり方だった。このプレースタイルを崩さなければ1クレジットで15分近く遊べた。

 この斬新なコンセプトを体験できた『ノーティボーイ』をオレはすごく気に入った。と、同時にジャレコというブランドネームを認知した瞬間でもあった。


 のちに知るエピソードとして、当時のジャレコは『ブレイクアウト』(ブロック崩しのことね)や『スペースインベーダー』の亜流的な(オマージュともいう)作品をリリースしていた。当時は著作権という概念が重視され始めた風潮が広まりはじめた頃で、ジャレコとしても亜流タイトルだけでは会社が成長できないという思いや、完全オリジナルを作らなければならないという考えから『ノーティボーイ』が誕生したらしい。


 同作がリリースされた翌年にファミリーコンピュータが発売。1984年あたりからゲームセンター向けにタイトルを出していたメーカーがファミコン向けのタイトルを発売を開始した頃、ジャレコもファミコン向けのタイトルを世に送っていた。オレは『ノーティボーイ』がファミコン向けに出ることを心の底から期待していたのだが、残念ながらファミコン版『ノーティボーイ』が発売されることはなかった。


 発売されたら絶対買っていただろうね。……というか、ファミコン版『ノーティボーイ』を一度でいいから見てみたかったと、いまでも思っている。

毛利名人

PROFILE

毛利名人

1980年代半ばのファミコンブーム期に"毛利名人”として活躍。高橋名人の好敵手的存在で、1986年には二人の対決を描いた映画「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突! 大決戦」も公開された。その後は「週刊ファミコン通信」(当時、のちの「週刊ファミ通」)編集部に編集者として在籍。おもにアーケードゲームやレースゲームの記事を担当した。現在はゲームアプリデベロッパー。

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Communication Note

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プロレスラー
WWEスーパースター
ASUKA

JALECO

 元ファミ通Xbox編集長やったムネタツさんから連絡が来た。


 「ご無沙汰しております。シティコネクションというゲームメーカー、ご存知でしょうか。シティコネクションが会社設立20周年なので、初めてジャレコ作品と出会ったときのコラムを書いて欲しいのですが……」


 ということやった。シティコネクションはもちろん知っていますよ。なんせ同社がリリースしてる『サターントリビュート』シリーズや『P-47Ⅱ MD』などを買ってお世話になっているし。それどころか、オンラインショップの「クラリスショップ」で『ガイアポリス』などのサントラまで購入しているのだ。


 私が初めてジャレコ作品と出会ったのは、たしか――『シティコネクション』か『忍者じゃじゃ丸くん』だったと思う。

 アーケードの『シティコネクション』を知らなかった私にとって、ファミコン版が初めての『シティコネクション』体験だった。シティポップとDr.スランプをかけ合わせたような、カラフルで賑やかなパッケージデザインは、それだけで「楽しそう!」な雰囲気を醸し出していた。そして、そのパッケージに違わずゲームもとても可愛らしかった。

 主人公はホンダ・シティをデフォルメしたような赤い車。サイドビューで、道路をすべて走って塗りつぶせばステージクリアという内容だ。お邪魔キャラとしてパトカーや猫も登場するが、こちらもジャンプしたり、オイル缶を拾って投げたりできる。そのオイル缶をパトカーに当てるとスピンさせることができ、スピン中のパトカーに体当たりすれば弾き飛ばして高得点がもらえるという、ちょっとした“ご褒美演出”もあった。


 特に音楽は印象的で、ファミコン音源によるチャイコフスキーのアレンジ曲は、小学生の頃に聴いた音楽なのに、いま私が住んでいるアメリカの地で、ふとした時に口ずさんでしまうくらい、今もなお耳に残っている。


 「コラムは800文字程度でいいよ」という事だったのでこれにて終了! 読んでくれた皆さんも、もし『シティコネクション』を見かけたら遊んでみてね。


 ――と、コラムを終えることも出来るけど、サービス精神旺盛な私は、もしかしたら初めて出会ったジャレコ作品かもしれない、もう一つのタイトルである『忍者じゃじゃ丸くん』にも触れておこうと思う。


 あれはたしか、旅行中の旅館だったかな。お兄ちゃんが買ってもらったファミコン雑誌……ファミリーコンピュータマガジンかファミコン通信だったかな。文字は読めずとも、写真を見ているだけで楽しかったのでページをめくっていたときに、目に留まったのが『忍者じゃじゃ丸くん』やった。


 このときの記憶は鮮明に覚えている。

 じゃじゃ丸くんがカエルに乗っている姿が面白そうで、面白そうで仕方がなかったからだ。旅行中なのに、一番時間を費やしたのは『忍者じゃじゃ丸くん』のページを見ることやった。ほんの数ページの記事を何往復もした。


 後日、実際に『忍者じゃじゃ丸くん』を手に入れたときは、早く電源を入れたくて仕方がなかった。

 ガチャっとファミコンのスイッチを入れてスタートボタン。可愛らしくキャッチーな音楽と効果音の最強コンボを背に、すべてのキャラクターたちが生き生きと動き回る。なんという見た目通りの面白さ。結構難しくてステージも進まないし、なかなかカエルに乗れなかったけれども、じゃじゃ丸の世界観の中にいるだけで、包まれるような幸福感があった。

 そのとき、私は「ゲームがとても好きなんだ」と、はっきり悟った。そして私は、家電量販店のゲームコーナーや中古ゲームショップでいろいろなソフトを手にとっては、パッケージの表と裏に書かれた少ない情報を、子供時代に持つ得意技の“想像”で目一杯イメージを膨らませて、次の大切な一本を延々と探し続けることになった。


 そして大人になった今も――私は、変わらずその“次の一本”を探し続けている。

ASUKA

PROFILE

ASUKA

大阪出身の女子プロレスラー。2004年にデビュー後、主に数々の女子プロレス団体で活動。2015年、世界最大のプロレス団体“WWE"に入団し現在のリングネームに。入団から914日間無敗という大記録を打ち立てるなど、米国を拠点に圧倒的な存在感を示す。いっぽう、熱烈なゲームファンとしても知られ、国内時代には「ファミ通Xbox 360」誌でゲームライターとして新作レビューを担当していたことも。また最近では閉店する京都の名門ゲームセンターより、スピリットを受け継ぐ形で店舗のアーケードゲーム基板を多数購入したことでも話題になった。

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声優、歌手桃井 はるこ

JALECO

 2023年の夏のことです。池袋西武百貨店の催事場で開催された「レトロ百貨展」にふらっと遊びに行ったところ、ジャレコタイトルの缶バッジのガチャを発見。そこでレアを引き当て、ハイテンションで大喜びしていた私を見かけ、話しかけてくださったシティコネクションの中の人にご連絡をいただき、今回のコメント依頼のご縁に繋がりました。ありがとうございます!


 実は私が初めて買ってもらったファミコン用ソフトは「忍者くん」でした。このゲームの話題をジャレコトークの流れで出すと、マニア諸氏に「開発はUPL!」とツッコまれるのがお約束です。しかし、当時アタリショックの二の舞を恐れて任天堂が乱発を避ける中、コンスタントにファミコン用ソフトをリリースできるメーカーだったジャレコの存在感は大きかったと思います。


 当時の私は初めてのゲーム機に「スーパーカセットビジョン」を選択したが故に、スティックを右手で持つことにすっかり慣れてしまい、ファミコンの方向キーが左というのにどうしても馴染めなくて、忍者くんにその矯正役を買って出てもらいました。コミカルなキャラクターとアクションの軽快な操作感に夢中になり、売り切れで買えないマリオのことなど、プレイしている間は忘れられました。


 ジャレコを代表するソフトの一本である『忍者じゃじゃ丸くん』はリメイク作品も含め今でもプレイします。MCUさんの『忍者じゃじゃ丸 コレクション〜新たなる君のストーリー〜』もあの魅力的なメロディがフィーチャーされていて激エモで大好きです。


 このゲームスタートからのサウンドとグラフィックのシンクロの気持ちよさは格別なので、2014年、高橋名人と一緒にリリースしたアルバム『ファミソン(R)8BIT SP~ゲームソング編』では、イントロはほぼそのまま使用、実機のサウンドに合わせてバンド演奏してもらった『忍者じゃじゃ丸くん~the memories~』を収録させていただきました。私は作詞とコーラス、名人がヴォーカルを担当したレコーディングは至福の時で、後世に残したい盤になりました。


 ジャレコといえば『燃えろ!!』シリーズも思い出深いです。夏祭りでチケットをもらったことをきっかけに家族で神宮球場で野球観戦してからすっかりヤクルトファン、そしてプロ野球ファンになった小学生の私。『燃えろ‼︎プロ野球』でホーナーのホームランを14インチのブラウン管の中でゲームで再現しては悦に入っていました。そういえば、TVゲームをしている時、初めて親を呼んで「見てみて!」と画面を見せたのが『燃えプロ』でした。テレビ中継と同じ画角も、審判が音声合成でしゃべるのも、ヤジも、歓声も、ホームラン演出も、圧倒的リアルに感じられ、裏ワザさえもリアルの中のおもしろ要素として楽しめたのです。野球観戦していてホームランを打たれてマウンドでうなだれるピッチャーを見ると、いまだに「燃えプロ状態……」と連想してしまいます。


 と、話せばきりがないジャレコさんの思い出が、今もシティコネクションさんのおかげで輝き続けているのは素晴らしいことだと思います。


 シティコネクションさん、20周年、おめでとうございます!!そしていつか、伝説の自販機「じゃじゃ丸ポップコーン」も復活させてくれたら、うれしいです!

桃井はるこ

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桃井 はるこ

声優、歌手、楽曲提供など多彩に活動する元祖アキバ系アーティスト。JR秋葉原駅前にある「モモーイ時計」は彼女の愛称が由来である。デビュー25周年イヤーを迎え新公式ホームページ、ファンクラブ(https://momoiharuko.com)が開設されるなど、精力的に活動中。

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漫画家山本 さほ

JALECO

山本さほ

山本さほ

PROFILE

山本 さほ

2014年、自伝的マンガ『岡崎に捧ぐ』をウェブサイト「NOTE」で発表、ネット話題になる。翌年ビックコミックスペリオール誌で同作の連載が開始し漫画家デビュー。趣味はゲームで、「週刊ファミ通」(KADOKAWA)で連載の『無慈悲な8bit』(2024年連載終了。現在は『無邪気な16bit』を連載中)で無類のゲーム好きっぷりを披露。現在は長男の育児に忙しい日々で、上記の「週刊ファミ通」ほか「文春オンライン」で『おかあさんクエスト』(https://bunshun.jp/category/saho_quest)を連載中。

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声優杉田 智和

JALECO

『シティコネクション』における脅威は、佇む猫や地面から突如生える筍。そして日本ステージに行った時画面外から某アメフト選手も驚愕の猛スピンで突っ込んでくるパトカーでしょうか。実家の車がHONDAシティだった時期もあり、ゲームを遊びながら親近感を感じていました。

 そして、地元のゲームショップの店先にあるゲーム筐体がある日『ゲーム天国』になり、ジャレコオールスターのシューティングゲームにテンションを上げたのは良い思い出です。

 これは近い未来にマルチバース展開があるかもしれませんね。先ずは、20周年おめでとう御座います!

杉田 智和

PROFILE

杉田 智和

埼玉県出身。AGRS所属。主な出演作品は『銀魂』坂田銀時 役、『ちいかわ』ポシェットの鎧さん 役、『SAKAMOTO DAYS』(坂本太郎 役)、『九龍ジェネリックロマンス』工藤発 役など。また、『RRR』コムラム・ビーム役<N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア>など、外画吹き替え・ナレーションなどでも幅広く活動中。

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漫画家みずしな孝之

JALECO

みずしな 孝之

みずし
						な孝之

PROFILE

みずしな 孝之

1991年「混セでSHOWTIME」(芳文社)でデビュー。以後、4コママンガ雑誌、青年誌で活躍。ゲームファンには「週刊ファミ通」(KADOKAWA)で1999~2015年連載のマンガ『いい電子』(『いいでん!』)でおなじみ。代表作に『ササキ様に願いを』、『幕張サボテンキャンパス』、『いとしのムーコ』など。熱烈な横浜ベイスターズファン。

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お笑い芸人
アメリカザリガニ
平井 善之

JALECO

 おばあちゃんに連れて行ってもらっていたゲームセンターで「なんか他とは違うぞ?」と平井少年がくぎ付けになったゲーム、それが『エクセリオン』でした。


 派手な色合い、そしてどうしても気になったのが背景と自機の動きです!フワフワと右に左に動きながら敵の機体を打ち落とすゲームなのですが、自分の動きに合わせて背景が左右に動きながら上から下へと流れていく。ブラウン管の中に描かれていたのは奥行きのある疑似的な立体の世界でした。

 この「○○な感じ」という抽象的なものを、言葉ではなく体験で伝えていたと感じました。おかげさまで、今でも考えの根幹として僕の心に残ることとなりました。


 ただ、プレイ回数は少なかったんです。難易度が高めで子供の僕はステージ1をクリアすることができなかったので、大人がやるのをずっと横で見てたんですよね。

 とてもいい経験を出来たと思います。またやりたいなあ……。

平井 善之

PROFILE

平井 善之

昭和48(1973)年3月12日生まれ。大阪府出身。平成6(1994)年に柳原哲也と漫才コンビ・アメリカザリガニを結成。朝日放送「M-1グランプリ」決勝に3年連続出場し、関西のコンクールにおいても各賞を受賞。漫才師としてだけでなく、アニメ・ゲームを中心とした番組MCや声優、クリエイター、Vtuber、ストリーマーとしてなど、ジャンルを問わず活動中。

今後も続々追加予定、乞うご期待!

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***2025年7月18日~改訂版***
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